○市の鳥

平成2年3月1日

告示第20号

画像

宇治市を含む南山城地方には約200種類の野鳥が生息する野鳥の楽園に適した環境があり、自然環境の適正な保全に留意した積極的な自然保護対策を推進することの重要性にかんがみ、市民の野生動物に対する愛護精神の高揚を図る一助として「市の鳥」を定める。

市の鳥 カワセミ

空飛ぶ宝石とも呼ばれ、肩から翼にかけて鮮やかなエメラルドグリーンと背中にコバルトブルーの色彩をもつ美しい鳥です。小さな体に大きく丈夫なくちばしを持ち、水際に突き出した杭や枯れ枝に止まつて、魚が近づくと頭から急降下して水に飛び込み、くちばしで捕らえます。

清らかな河川を好むことから水質の示準鳥とされるこの鳥が生息しているということは、宇治川が清流であることの証しです。

山紫水明の地宇治の自然環境をいつまでも守つていこうという願いを込めて選定されたこの鳥は、清流宇治川の象徴として、宇治市にふさわしい「市の鳥」といえましよう。

(制定経過)

平成元.6.2 宇治市市の鳥選定委員会設置規程(宇治市告示第74号)

8.4 市内各界、各層代表11名により宇治市市の鳥選定委員会発足

第1回選定委員会開催

8.30 第2回選定委員会及び現地調査、学習会開催

10.6 第3回選定委員会開催

11.1 市の鳥市民公募の開始

「市政だより」で市の鳥市民公募の特集号発行

11.28 第4回選定委員会開催

11.30 市民公募締切 10,721通応募

平成2.2.20 第5回選定委員会開催、市の鳥を決定

2.26 選定委員会会長から市長に対し市の鳥について答申

市議会市民環境常任委員会で報告

3.1 市の鳥を制定

市の鳥

平成2年3月1日 告示第20号

(平成2年3月1日施行)

体系情報
第1編 規/第1章 市制施行
沿革情報
平成2年3月1日 告示第20号